国家資格合格者の成功日記先輩たちの合格までの道
難関の資格とされる「第三種電気主任技術者」に在学中の2年間で合格した先輩たち。
第三種電気主任技術者を取得すると、就職や就職後の待遇面でも有利なことがたくさんあります!
先輩たちがなぜ目指そうと思ったのか、勉強や試験で大変だったこと、
取得してよかったことなど、合格までの道のりを紹介します。
- 第三種電気主任技術者
- 第二種電気工事士
- 松岡祐太郎 さん
-
- 出身高校
- 福岡県立福岡高校 普通科
- 出身大学
- 福岡大学 商学部
- なぜ電気主任技術者を目指し、合格した資格取得を目指したか。
- 前職で、営業職をしていたが、将来を考えた時に専門性 の高い職に就いた方が、給与面、労働年令ともに良いと思い、先々で役立つ技能が身に付く電気技術者を目指すことに。電気技術者の中でも電験三種を取得すれば、働く企業の選択肢が広く、より良い条件になると知り、電気主任技術者を目標にしました 。
- 勉強への心構えや具体的な勉強方法は?
- 心構え:解らない事はその日のうちに解決する 。必ずどこかで役立つので学校の授業をおろそかにしない。授業以外で一日の内に必ず資格の勉強をする。
勉強方法:まずは自分のレベルに合った参考書選び。面倒くさがらず、確実に押さえたい内容、問題はノートに書く。問題・解説の内容はイメージできるようにする。単元毎に自信が持てるようになるまで問題を解いて復習する。過去問は少なくとも3ヶ月前には一度解いて現状の習熟度を確認して追い込みのスケジュールを修正する。 - 勉強に行き詰まったことは?その乗り越え方は?
- 物理や電気を専門として学習したことが無く、わからないことだらけ。放課後や昼休みを利用して複数の先生に質問し、違う観点からの回答をもらいました。参考書が合わないと思ったら、レベルを落とし、動画も活用。そして、共に戦う仲間を作り、「在学中に必ず合格!」と周囲に公言することもモチベーション維持に必要でした。
- 今後の目標は?
- 設備保守のエキスパートになるため、エネルギー管理士、電験二種、ビル管理者などの資格取得を目指します。
- 同じ資格を目指す後輩へのアドバイス
- 「こんな仕事がしたい!」「こんなメリットがある!」
資格を取った後の将来を意識してみてください。電験の勉強は内容の理解と継続が大事です。分からないことは確実に無くし、仲間と教え合うことで合格が現実身を帯びてきます。 楽に逃げず、食らいつき頑張ってください。きっと、周りも応援してくれます。
1日のスケジュール
- 平日
- 休日
- 第三種電気主任技術者
- 第一種電気工事士
- 第二種電気主任技術者(電力・機械・法規)
- 池上知典 さん
-
- 出身高校
- 熊本県立玉名工業高校 電子科
- なぜ電気主任技術者を目指し、合格した資格取得を目指したか。
- 学ぶ過程で電気の知識を幅広く取り入れられると思ったから、 合格すれば奨励金が貰えるから です 。
- 勉強への心構えや具体的な勉強方法は?
- 電験の勉強する中で、今までの資格試験のレベルの低さが分かり、どんなに忙しい日でも、とにかく毎日継続するようにしました。私のやり方は、一冊の問題集の 1 周目はとりあえず進む、分からず時間がかかりそうな場合は飛ばして次に進む。2周目は 1 周目で 理解出来たことを復習して、完璧にする。3周目以降は、分からなかった問題を解決する方法です 。過去問の出題率を見て、3年に1回未満のあまり出ない問題で、理解に時間がかかると分かれば諦める。その時間をよく出題される分野に当てる。捨てる分野があってもいいくらいの気持ちで取り組む。中途半端になるなら科目をしぼるなど、決断も必要です。
- 勉強に行き詰まったことは?その乗り越え方は?
- 自分で調べても分からないところは、先生に聞いて、解決する。「必ず合格できる」と自分自身を信じて、勉強を続けられました。
- 今後の目標は?
- 就職先で同期の大卒に勝つ!!資格取得だけでなく、仕事を理解するスピードや対応できる能力を付けることに重きを置き、学歴に引けを取らない社会人になることです。
- 同じ資格を目指す後輩へのアドバイス
- とりあえず、毎日勉強する。計画を立て、先を見ながら、勉強し続ける。回答を覚えるだけでなく、意味を理解し、考えることで、ほかの問題に繋がっていくと思います。いかに効率よく、勉強をするかが大事です。また、勉強だけでなく、リラックスすることやたまに遊びに出ることも必要だと思います。
1日のスケジュール
- 平日
- 休日
- 第三種電気技術者
- 第一種電気工事士
- 第三種冷凍機械
- 甲種消防設備士第4類
- 二級ボイラー技士(試験合格)
- 山下達也 さん
-
- 出身高校
- 佐世保工業高校 電子工学科
- なぜ電気主任技術者を目指し、合格した資格取得を目指したか。
- 技術者として専門的な知識や技術を用いて仕事をする電気技術者に魅力を感じました。そのために資格は必須であり、電験三種合格を決意しました。
- 勉強への心構えや具体的な勉強方法は?
- 継続的な勉強ができたのは、電験の勉強が初めてでした。その結果、勉強法が身に付き、資格取得以外での良い経験になりました。私の勉強法は、一冊の参考書を一通り終え、過去問をやり込むことです。そこでの疑問は先生に授業や放課後に質問をして解決していき、多くの質問から多くの理解が生まれました。特に毎週あった電験の対策授業は、非常に分かりやすい講義で実力を付けることができました。私の中のポイントはベクトル、複素数、三角関数を理解することが合格の必須条件だと思いました。
特に交流での計算とベクトル図から考えることが重要です。過去問 15 年分を理解した上で8割以上取れることが一つの目安になると思います。 - 勉強に行き詰まったことは?その乗り越え方は?
- 何度も行き詰まりました。参考書や過去問の解説だけでは理解できない時は、一人で考え込んで時間を費やさず、先生に聞いたり、 YouTubeやネットの解説を参考にすることで解決しました。いろんな方法で情報を取ることが大事だと思います。分からない問題は飛ばして進めて、後に再挑戦すると不思議に解けるようになることが多いです。
- 今後の目標は?
- 二つの目標があります。一つは電気主任技術者になることです。会社から選ばれ一つの建物の専任になることです。もう一つは電験二種を取得することです。その取得で自身の評価を上げると共に電気の知識をより向上させたいと考えています。
- 同じ資格を目指す後輩へのアドバイス
- 電験三種に合格するのに一番大切なことは、「必ず合格する!」という意思です。その意思を貫き、毎日勉強続ければ、必ず合格できます。一生懸命頑張っていれば、周りの先生方もサポートしてくれます。頑張ってください。
1日のスケジュール
- 平日
- 休日
- 第二種電気主任技術者
- 第三種電気主任技術者
- エネルギー管理士
- 第二種電気工事士
- 山田恒輝 さん
-
- 出身高校
- 佐賀県立武雄高校 普通科
- なぜ電気主任技術者を目指し、合格した資格取得を目指したか。
- 日常生活に不可欠なエネルギーである電気を扱うための専門的な技術や知識は、今後も不要になることはないと考えて、この資格を目指しました。
- 勉強への心構えや具体的な勉強方法は?
- 私が勉強する上で心掛けたことは、「分からないこと」をなくすことです。なぜ、そのような現象が発生するのか、なぜそのような設備や装置が必要なのか、どのようにすれば、その公式を導出できるのかなどを、自分が説明できるくらいに理解することを目標として勉強を進めました。
- 勉強に行き詰まったことは?その乗り越え方は?
- 電験二種の勉強をしている際に数学でつまづきましたが、高校の頃の教科書を使ったり、先生に質問したりして乗り越えました。
- 今後の目標は?
- 就職後は、早く戦力になれるように仕事を覚え、空き時間で第一種電気主任技術者の資格取得を目指したいと思います。
- 同じ資格を目指す後輩へのアドバイス
- 結局のところ、勉強は長い間、怠ることなく、励み続けることが重要で学習法はどんなやり方でも良く、そんなに深くこだわる必要ないと思います。同じ資格を目指す方は、合格出来るまで継続できるやり方を自分で探して頑張ってください。
1日のスケジュール
- 平日
- 休日