ELECTRICAL ENGINEERING電気工学科

[2年制] 昼間部/夜間部

第二種・第三種電気主任技術者認定校
昼間部 入学定員
男女45
夜間部 入学定員
男女15

4年制大学へ編入できる“専門士の称号付与”

電気設備の設置・保全・管理や、
設備工事の施工管理者の道を目指す!

「第二種・第三種電気主任技術者」の資格取得を目指せる、全国でも数少ない「認定校」* です。電力会社、電気設備の保守・管理を行う会社等で多くの卒業生が活躍しています。一般科目・専門科目・就職に向けた教養講座・その他特別講座を設置し、在学中の資格取得を目指した特色あるカリキュラム編成となっています。

認定校とは…
経済産業省が認定した学校を卒業し、電気主任技術者の要件を満たした業務の実務経験を積み、申請をすれば無試験で取得できることです。

働くフィールド

こんな仕事ができます!

発電施設の
電気主任技術者

電気を安全に供給できるよう、電気設備の保全につとめます。

建築物の
施設管理者

電気設備の保安管理、空調設備、ボイラー設備の管理など施設全般の運行を管理します。

建築物の
施工管理者

新築でも修繕でも、建造物に必要な電気設備の工事の責任者として現場を任されます。

目指す資格

第二種・第三種電気主任技術者の学習を目標としたカリキュラムの中で多くの資格取得を目指します。

第二種電気主任技術者
第三種電気主任技術者
電気設備の保安監督業務に従事できます。
エネルギー管理士
エネルギー使用に関しての改善・監視等ができます。
第一種電気工事士
最大電力500kW未満の電気設備を工事することができます。
第二種電気工事士
最大電力600V以下の電気設備を工事することができます。
2級電気工事施工管理技士
建築業法に基づく電気工事をするうえで、施工・安全管理・施工計画等を行えます。
工事担任者
電気通信回線と端末設備等を接続するために必要となります。
乙種危険物取扱者
危険物を取扱う施設において取り扱いと定期点検、保安の監督ができます。
乙種消防設備士
様々な施設の消防用設備等の点検・操作ができます。

卒業後に与えられる特典

卒業後、実務経験の年数を満たすと各種資格の申請・受験資格ができます。認定校ならではの強みです。

第二種電気主任技術者
1万V以上の実務経験※(5年以上)で申請により与えられます。
第三種電気主任技術者
500V以上の実務経験※(2年以上)で申請により与えられます。
1級電気工事施工管理技士
実務経験※(5年以上)で受験資格が与えられます。
2級電気工事施工管理技士
実務経験※(2年以上)で受験資格が与えられます。
第二種電気工事士
筆記試験が免除されます。甲種消防設備士 受験資格が与えられます。
甲種消防設備士
受験資格が与えられます。

※実務経験:資格によって実務内容に違いがあります。各機関にご確認ください。

資格取得サポート

電気工学科のポイント

九州電気ならではの強みがいっぱい!

  • POINT

    安心の経済産業大臣認定校

    第二種・第三種電気主任技術者資格は卒業後、実務経験を経て経済産業大臣に申請して取得する道が開けています。

  • POINT

    電気の入門レベルから徹底学習

    電気の基礎である数学・物理の理解が資格取得のカギとなるため、しっかりと習得するまで指導します。

  • POINT

    社会に役立つ実学重視

    一般的に大学では理論を中心に学びますが、本校では実社会で役立つ実学を重視。「電気設備概論」「IOT・シーケンス工学」「継電器実験」「制御実験」等、講義・実験の両輪で、知識を吸収できるカリキュラムとなっています。

  • POINT

    国家試験合格へのサポート講座

    在学中に受験して国家資格の試験合格を目指せるカリキュラムを編成しています。入学後の「資格入門講座」から「技術講座I」「技術講座II」と個人レベルに合わせてステップアップしていき、確実な合格を目指します。

学科長メッセージ

電気工学科について!

豊富な知識・技術と経験を持つ講師陣が、実践を重視した分かりやすい講義で、確かな知識と技術が身につくよう指導しています。また、学生ひとりひとりの能力に応じた個別指導も行い、あなたの夢の実現をサポートします。昼間働いている方も、夜間部で電気主任技術者になるための勉強ができます。専門科目の授業内容は昼間部と同じです。電気主任技術者(第三種はじめ第二種など)の国家資格取得を目指す学生諸君、一緒に頑張りましょう。

カリキュラム

充実した授業内容!

電気主任技術者の資格取得が目指せるカリキュラムとなっています。

  • 昼間部のみ
  • 夜間部のみ
区 分 [1年次] [2年次]
一般教育科目 一般教養、数学、物理学、基礎講座、
社会教育
-
専門
科目
経済産業省
認定科目
理 論 電気磁気学、電気回路理論、電気計測、電気基礎実験 電子工学
電 力 発変電工学Ⅰ、送配電工学Ⅰ 発変電工学Ⅱ、送配電工学Ⅱ、電気材料
機 械 電気機器学Ⅰ、照明電熱工学 電気機器学II、パワーエレクトロニクス、
自動制御工学、電気応用実験、電気機器実験、
継電器実験、電気機器設計、電気製図
法 規 - 電気法規及び施設管理
一般電気科目 電気応用科目 電気設備概論 電気設備概論、
電気化学、IoT・シーケンス工学、電動機応用
実験実習科目 計算機実習Ⅰ 制御実験、電子実験、計算機実習Ⅱ
選択科目 資格入門講座、技術講座Ⅰ 技術講座Ⅱ
教養講座 就職ガイダンス -
特別講座 - 先輩講話

時間割

電気工学科 昼間部 1年生の4~6月の授業例

1 9:10~10:40 物理学 電気磁気学 基礎講座I 電気磁気学 計算機実習I
2 10:50~12:20 数 学 物理学 電気計測 数 学 計算機実習I
3 13:10~14:40 電気回路理論 資格入門講座 電気基礎実験 電気回路理論 -
4 14:50~16:20 社会教育 電気設備概論 電気基礎実験 基礎講座I -

電気工学科 夜間部 1年生の4~6月の授業例

1 18:00~19:30 数 学 電気回路理論 物理学 電気計測 電気基礎実験 電気磁気学
2 19:40~21:10 数 学 電気回路理論 物理学 電気計測 電気基礎実験 電気磁気学

希望すれば昼間部の授業も受講可能!
特に昼間部の金曜日午後の技術講座は人気です。※技術講座は1年生の後期科目、2年生の前期科目です。

ピックアップ授業

電気の理論と実験から
実践社会で役立つ知識を吸収します。

  • PICK UP

    継電器実験

    落雷などの事故が発生した際、被害を最小限に抑えることを目的とした保護継電器の技術を習得します。

  • PICK UP

    発変電工学Ⅰ・Ⅱ

    水力・火力・原子力発電のほか、変電について、構造から動作などを学びます。

  • PICK UP

    電気機器実験

    国内の電力需要の約60%は電動機(モータ)用として使用されているため、その基本特性を習得します。

  • PICK UP

    制御実験

    シーケンス制御の基本回路、応用回路の理論と実践の結びつけを習得します。

  • PICK UP

    電気製図

    製図の基礎的な知識を学び、手書きによる作図およびJW・CADの基本的な作図方法を学びます。

  • PICK UP

    IOT・シーケンス工学

    IOTの基礎・システム構成や現状での活用例、シーケンス制御の基礎を学びます。

サークル活動
「IOT研究会」

私たちの生活の中にIOT技術が活用されはじめています。
IOT技術の基本的な仕組みを楽しく知るために、興味のあるテーマで学生が自ら考え、製作し、学ぶ、研究会です。

IoTとは

IoTは「Internet of Things」の略で、日本語で「モノのインターネット」と言います。最近はスピーカーや照明、各種家電、自動車、腕時計、街中の信号機など身の回りのあらゆるものがインターネットに繋がるようになりました。

IoT実践例

IoTによりモノがインターネットに接続されることで、これまでは不可能であった遠隔からの操作や管理、情報収集、分析、人工知能への活用などが可能になります。さらに、工業、農業、医療、運輸などあらゆる分野での応用が期待できます。